赤ちゃんはなるべく抱っこ紐がおすすめ
抱っこ紐を使って赤ちゃんと一緒に歩いているパパやママを見かけることがあります。
赤ちゃんもピッタリとパパママにくっついていて幸せそうで何より。
ベビーカーと抱っこ紐の使い分けを上手にすると良いことがたくさんあるのよ。
それぞれのスタイルで上手に使い分けて育児を楽しもう。
ちなみにこの記事を書いているのは私、おっさんです。
でもただのオッサンではございません。
誰よりも育児を楽しみ、誰よりも子供とたわむれ、誰よりも子供の心を読み解く。
・・・きも
その名は・・・・・・・
抱っこ紐が体に染みついたおっさんです
どうもありがとうございました ♪
ベビーカー&抱っこ紐 どっちが必要?
どちらかしか選べないとしたら、ずばり【抱っこ紐】です。
でもどちらも選べるなら役目が違うので両方欲しいところ。
ベビーカーと抱っこ紐、両方のメリットデメリットをご紹介します。
ベビーカーのメリット・デメリット
所有率の高いのはベビーカーなので、良い面も悪い面もなんとなく想像ができると思います。
平地での移動がとにかく楽
赤ちゃんが歩けるようになると抱っこ紐だと重くて大変なんですが、ベビーカーに乗せてしまえば重くない。
荷物もベビーカーに収納できたりするので重宝します。
存在感が時として邪魔
ただデメリットなのが「ベビーカーの存在感」です。
ベビーカー自体がお荷物となる場面、例えば電車やバス。
とくに人が多い時間帯はもう大変・・・
赤ちゃんの視界が限定的
いつもの青空と雲、いつもの風、いつもの街の騒音。
せっかくのお散歩だから遠くまで見える方が良くない?
世界はこんなに広いんだもん。
地面に近い目線よりもなるべく大人目線で見せたいじゃん。
【2階建てバス】だったら絶対2階に乗りたいよ。私。
そう、抱っこ紐と比べるとベビーカーは目線の低さもデメリットとなってしまうんです。
ベビーカーだと赤ちゃんの視界が限られてしまうからね。
抱っこ紐 / スリングのメリット・デメリット
抱っこ紐 / スリングのメリットとデメリットです。
正直メリットばかり思いつく
まず赤ちゃんが安心するってこと。
ママパパとくっついているから、ずっと動いているし、安心するし、お話もできちゃう。
赤ちゃんとの近距離
一番のメリットは声掛けの距離が近いこと。
赤ちゃんとの距離が近いので、ママの声が赤ちゃんの耳に届きやすいんです。
抱っこ紐を背中に背負えば家事もできるし赤ちゃんもご機嫌で楽しい。
「今はお洗濯しているの。乾かすためにこれから干すのよ」
「食器を洗っているの。水道が冷たいわ」
ママがただ実況中継をしているだけで、赤ちゃんの脳はどんどん発達します。
外へ散歩へ行くときは可能であれば前向き抱っこがおすすめです。
人、植物、乗り物、外にはいろんな景色があふれています。
それらを見せる経験は赤ちゃんの脳にも良い効果をもたらします。
せっかく外の世界を見るチャンスなのに、後ろ向きだと見えずらいですよね。
リビングでソファーに座ったら、後ろにテレビがあるような感じですよ。外の公園なんていうのは、もう映画館に【鬼滅の刃】観に行ったらスクリーンが斜め後ろに設置されてたみたいなね。赤ちゃんにしてみたら外の散歩だって勉強なのに、教室の黒板が斜め後ろじゃもったいないわよね。
様々な景色を特等席で見せてあげましょう。
声掛けで脳が発達
赤ちゃんに外の世界をどんどん見せて、それを言葉で表現するだけでいいんです。
「鳥がいたね。チュンチュン鳴いてるね」
「お花だね。赤いお花だね」
「ゴリラがいたね。でもこれはパパなの」
ただ囁くだけで抱っこ紐なら簡単に赤ちゃんの耳に届きます。
この声掛けが赤ちゃんの脳をさらに発達させます。
歩くようになっても逃げない
子供はとにかく好奇心旺盛なので、気になったら後先考えずに突っ走るもの。
欲しい情報があれば自分で確かめに行くしか知らないからです。
ここで大人は子供を追いかけますが、追いかけると逃げるのが子供。
抱っこ紐でママと一緒にいるといろんな情報が得られて赤ちゃんは楽しいです。
これが赤ちゃんの頃から染みついていれば、歩けるようになっても安心してママのそばにいてくれます。
欲しい情報はママと一緒にいることで、より色鮮やかな情報として詳しく知ることが出来るのを身をもって知っているからなんですね。
赤ちゃんの背中スイッチ
赤ちゃんはある時期から背中にスイッチができます。
【置くと起きるスイッチ】や【置くと泣くスイッチ】です。
この時期、背中スイッチに私たち親はそうとう苦労させられます。
抱っこ紐はそのスイッチを弱める効果があるんですよ。
寝たら抱っこ紐ごと降ろせば良いから。
コツは「そーっと静かに降ろす」のではありません。
普通に降ろすのです。
でも1回目は起きて泣きます。
泣いたらすぐに抱き上げる。
抱くとすぐ泣き止みます。
そしたらまたすぐ降ろします。
これをほんの数回繰り返すだけです。
たぶん4~5回。早ければ3回目で成功します。
赤ちゃんの成長は物凄い早いので、この数回のうちに脳が「置かれても安全なんだ」と認識しちゃいます。
これを毎回繰り返すと、いつのまにか赤ちゃんの背中スイッチが和らいていることに気が付くはずです。
脳が睡眠を求めているかどうか
もし寝ない場合は、その時あかちゃんは睡眠を必要としていないと考えてよいでしょう。
人間は眠ければ寝る。眠くなければ寝ない。
脳が睡眠を必要としていれば寝るし、それほど必要としていなければ寝ない。
ただそれだけなので、寝かしつけが上手とか下手とか、実のところあまり関係ないんです。
子供の睡眠について書いてあるので参考にしてください。
抱っこ紐唯一のデメリット 「重たい」
抱っこ紐は赤ちゃんも機嫌が良いし私たち親も両手が使えるのでメリット大きいですが、唯一のデメリットは重いこと。
月齢が進めばそれだけ赤ちゃんは重くなるので当然といえば当然なんですけどね。
でもメリットが多いのでこの重さのデメリットはそれほど感じませんでした。
ベビーカー A型とB型の違い
ベビーカーにはA型とB型があります。
その違いはベビーカーのSG基準で以下の通りに定められています。
その他で背もたれの角度など細かい基準がありますが、要はおすわりできる前から使えるか使えないかの違いです。
それから価格の違い。
A型の方が高く、B型の方が安い傾向です。
ベビーカーと抱っこ紐 使い分けるおすすめの方法
ベビーカーと抱っこ紐を無駄なく使うなら以下の方法をおすすめします。
経済的余裕があるならA型ベビーカーもいいですが、値段が高いし、重量感あるから赤ちゃんが大きくなる頃には邪魔になってしまいました。
ウチではA型もB型も抱っこ紐も使いましたが、生まれてから2歳頃までの実際の使用頻度は以下の通りでした。
A型ベビーカー | B型ベビーカー | 抱っこ紐 |
---|---|---|
使用頻度 1 | 使用頻度 2 | 使用頻度 7 |
A型ベビーカーってしっかりできているだけあって丈夫で存在感あって高価で邪魔。
一方でB型ベビーカーはシンプルで軽くて安くてショボい。
このショボいのがお荷物を置く程度の使い方だと丁度良かったわけです。
それにA型ベビーカーが必要な月齢なら抱っこ紐でも全然重くないからね。
ベビーカーをほとんど使わなかった
子供がひとりだったせいもあるんですが、ウチではベビーカーをほとんど使わなかったです。
少々重いけど、お出かけするのに楽しいのはやはり抱っこ紐。
ベビーカーはほとんどお荷物担当でした。
それにベビーカーが必要な場面ではレンタルがあったので、今思えば無くても大丈夫だったな。
イオンなどショッピングセンターでも無料で貸出してるし、ディズニーランドなどでもレンタルできるし。
なので高価なA型ベビーカーは我が家にとってはもったいない買い物になっちゃったわけであります。
反面、抱っこ紐は「カンガルーの袋」状態ですから家でも外でも使えて、本当に買って良かった育児アイテムでした。
抱っこ紐があるおかげでどんなに助けられたことか
おすすめの抱っこ紐ランキング
抱っこ紐のタイプは大きく分けてベビーキャリア型とスリング型の2タイプ。
私のおすすめはベビーキャリア型です。
スリング型は軽量で持ち運びも便利なのですが、ベビーキャリア型は抱っこだけではなくおんぶや前向きなど、応用がきく物が多いのでスリング型よりも長く使えるんです。
そして肩と腰と背中(反対にすると胸)をしっかりホールドできるので、赤ちゃんが多少重くなっても疲れにくいのが特徴ともいえます。
メーカーは【エルゴ】や【ベビービョルン】【アップリカ】などの有名メーカーであればひとまず安心かな。
斜め掛けとかはファッション性は良いですけど体に負担が偏るのでおすすめしません。
私が今買うなら抱き方3パターンで長く使えそうなこれかな。
種類も多いので使う人が良いと思うものが正解だと思います。
人気のある商品を探すのは抱っこ紐の売れ筋ランキングを見ると便利です。
まとめ
ここでは抱っこ紐をおすすめしたんですけど、無理してそうする必要はありませんよ。
私が言うのはひとつの目安としてなので、単なる参考程度にとどめておいてね。
育児方法も抱っこ紐もベビーカーも、結局のところ自分が信じたい情報を正当化するのが人の心理というもの。
簡単に言うと何が良くて何が悪いなんてことはなく、全部正解なんです。
すなわちその家庭のライフスタイルに合わせて使うのが一番てことです。
育児、楽しんでいきましょう。
幼児を抱いた母親ほど見る目に清らかなものはなく、多くの子に取り囲まれた母親ほど敬愛を感じさせるものはない。
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(詩人)
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