【3歳未満】手を繋がない子ども 走っても簡単に立ち止まらせる方法

教育・育児

手を繋がない・急に走り出す子供

小さい子供って、一度走り出したらなかなか止まってくれないんですよね。

「いくらちゃん待って!勝手に行かないで!」

そう言えば言うほど逆効果で、子供も必死に逃げるんですよ。
さらにそういうタイプの子供は「手を繋ぐのが嫌い」な子が多いです。

そんなお子さんに手を焼いて困っている親御さんに攻略法を教えます。

この攻略法が的を得てなくても、ここから何かヒントを見つけられたら幸いです。

「子供が走る理由」と「手を繋がない理由」

「カワイイ怪獣」は様々な性質がある

この「子ども」という生き物は、4つの性質をもっています。

歩き出した子供の4つの性質
  • とにかく走る
  • 好奇心旺盛
  • とにかく自由
  • 常にエネルギー全開

私たち大人とは違う、理解不能なこの性質をよく理解してみましょう。

えいりあん
えいりあん

「理解不能な性質」なら理解できないはずだけど

こすも
こすも

スルーしてよ、それが優しさってもんでしょうよ

とにかく走る

まず子どもは「走る生き物」ということを覚えておきましょう。
その「走る生き物」は意味もなく突然走り出すんですが、このとき親は必死に止めようとします。

「転んだら危ないから止まって!歩いて!!」

「止まれ」と言われて素直に止まる相手ではありませんね。
止まらないから親は追いかけることになります。
追いかければ追いかけるほど「小さい怪獣」は面白がってさらに逃げます。

追いかけられると逃げるのも「小さい怪獣」の性質です。

好奇心旺盛

子供は好奇心旺盛でいつも何か新たな発見をするために前進しようとしています。

大人にとってはなんてことない事でも、子供にとってはそれが発見だったりすることってたくさんありますよね。

好奇心旺盛な子供にとって発見は楽しいので、押さえつけられるのを嫌います。
その押さえつけを嫌った態度が「手を繋がない子ども」です。

自由でエネルギー全開

この怪獣は、常に自由だし、常にエネルギー全開です。

  • 転んで怪我するかも
  • 疲れて眠くなるかも
  • 迷子になるかも

普通だったらわかるような簡単なことさえお構いなし。
後先なんて全く考えません。

とにかく自由でいることが楽しいから手を繋がず走りまくります。

子供の性質を利用する

以上の理由により、子どもの性質がなんとなくわかってきたと思います。
すると「危ないから止まれ」「手を繋いで」という大人の態度が子供を反発させていたことに気が付くと思います。

子どもの興味を引き付ける

子供の性質を理解して、子どもが走り出したらその好奇心と習性を利用します。

「小さな怪獣」が突然走り出したら、「待って!止まってー!」と叫ぶ前に落ち着いてまずは深呼吸しましょう。

大きく息をすって地面を見ながら指を差し、大声でこう言います

こすも
こすも

「あああーーー!!なんだこれーーーーーっ!!」

子供が立ち止まり、こっちを見ているのを確認したら続けて
「うわっ!!ナニコレッ!!ええ?!」
こんな感じで地面に座り込み、子供の興味を一気に引き付けます。

「小さな怪獣」は興味津々で近づいてきます

時には「うわぁぁ、おもしろーい」と言うアレンジもあるといいですね。

ここで子供をガシッと掴んで「捕まえたー」なんて言ってはいけません。
子供から信用を失うと今後同じ手が使えなくなるので注意しましょう。

子供が自分の元にやってきたら

  • 「すごい大きなアリがいたんだ」
  • 「鞄の中にチョウがいると思ったらハンカチだった」
  • 「このお魚大きいねえ」(スーパーの売り場等)

という自然な感じで済ませます

だましたことを絶対に悟られないように注意してください。

ウソは良くないですけど、大人にとっての「面白くないつまらない物事」を小さな子と一緒に「面白いね~」と言うのはウソとは違いますよね。

子供の好奇心に大人が目線を合わせて、子どもが興味を引きそうな事柄を即座に見つけて提供してあげるんです。

やがて「ママといると楽しいこと多い」「パパはいろんな面白いこと知ってる」と子供が感じてきます。

そうすると大人から無理して距離をとろうとする行動が減ってきます。

同じ年代となら手を繋ぐ理由

手つなぎが嫌いな子でも、自分と近い年代の子ども同士となら手をつなぐことも多いです。

手を繋ぐ相手も自分と同じ子供の感覚なので、手をつないでいても自分の好奇心を押さえつけられる心配がなく安心するからなんですね。

つまり「手を繋いでいても楽しいまま」だから手を繋ぐんです。

成長と共に走らなくなる

外を歩いていても学ぶことが少なくなり、刺激も少なくなってきます。
そうすると落ち着いてくるのでだんだん走る必要がなくなってきます。

普段から心がけること

普段から子供の好奇心を押さえつけないように、子供が何かに反応したら「そんなのどうでもよい」という態度をせずに一緒になってドキドキワクワクしてみましょう。

こすも
こすも

よくアリの観察を30分以上付き合わされたよなあ・・・・・

時と場合にもよりますけどね。
余裕があるときは押さえつけないで暖かく見守って「つまらないこと」や「くだらないこと」に付き合ってあげるんです。

例え走り出しても、命や大怪我にかかわるような本当に危険なときだけ止めるようにして、あとは眼を離さず成り行きを見守るんです。

転んで擦り傷つくっても「ほら言ったでしょう」とは言わず大騒ぎしないようにして、「この経験が大切」と頭で思ってニコニコしていましょう。

転んで怪我をしても、疲れて眠くなっても、例え迷子になっても、子どもは自分の経験から学んで成長していきます。

迷子になっても、大人は遠くから眼を離さずに見失わないこと

まとめ

子供の性質を理解しましょう。

  • 走る生き物
  • 好奇心旺盛
  • とにかく自由
  • 常にエネルギー全開

これらの習性によって子供は成長していきます。
子供という生物を尊重してあげることで、子どもは大人から反発した態度を示さずに済むようになっていきます。

えいりあん
えいりあん

育児はそんな簡単なことじゃないと思うけど・・・

そう。
偉そうなこと言っても、そう簡単にいかないのが育児というものです。
ひとり一人、子どものタイプは違いますから。

だから「躾が出来ていない」とか、「甘やかせてるから」という理由だけではないのです。

どうしても改善しないことだってあります。
そんなときは「安全」に考慮したうえで子供を見守ってあげましょう。

こすも
こすも

きっと自分も子供の頃、親を悩ませていたんだろうな・・・・

この記事が全く的を得ていないこともあると思いますが、何かのヒントになってくれたら幸いです。

危険を冒して前へ進もうとしない人、未知の世界を旅しようとしない人には、人生はごくわずかな景色しか見せてくれないんだよ。

シドニー・ポワティエ(Sidney Poitier

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