キャン★ドゥ 収納式ファイヤースターターの使い方
キャンプなどで火起こしするには、ファイヤースターターが面白いです。
メタルマッチや火打石とも呼ばれていますね。
ネット販売では1000~1500円ですが、100均のファイヤースターターでも十分使えます。
よく YouTube などでファイヤースターターの実践をしてますが、もっと簡単な方法があるのでご紹介します。
反則みたいな使い方だけど、すぐ着火しますんで。
この方法なら小学生でも女性でも、ファイヤースターターを使って簡単に火起こしできるよ。
子どもだけでの使用は禁止。
火の扱いは必ず大人のもとでやってね。
ファイヤースターターは100均で十分
最初にちょっとコレを見てほしいんですが…。
ネット販売で1000円以上する高価なファイヤースターターがたくさん売ってますが、こんな高い金額だしてまで買う必要ないと思います。
だって100均でも売ってるし、使いやすさもあまり気にならないし、火を起こせればそれでいいわけでしょ。
火が点いちゃえば一緒。火は「火」だよね。
MA-384
収納式ファイヤースターター
ご使用方法
①マグネシウム棒のコーティングをスクレーパーで削ります。
②マグネシウム棒を削るようにスクレーパーで強くこすって火花を散らし、マグネシウム粉に引火させて着火します。
③炎が発生したら徐々に火を大きくして焚き火を作ります。
使用上のご注意
●本品は緊急用着火剤です。室内やテント内、燃えやすいものの近くで使用しないで下さい。本品を火気の近くに置いたり火器付近では使用しないで下さい。●小さなお子様の手の届かない所に置いて下さい。火傷、燃え移り、スクレーパーでの怪我など二次的な事故にご注意下さい。●マグネシウム棒の粉を吸い込んだりしないよう注意して下さい。また手に付着した場合は水でよく洗い流して下さい。スクレーパーの尖った部分で手などを切らない様、ご注意下さい。●乳幼児がなめたり口に入れたりしないようご注意下さい。無理な力を加えたり強く引っ張ったりしますと破損の恐れがあります。破損した場合は、ただちに使用をおやめ下さい。●本来の用途以外の目的に使用しないで下さい。●廃棄は、各地方自治体の廃棄区分に従って下さい。
材質:マグネシウム/ポリプロピレン/ステンレス/ポリエステル
サイズ:約H2×W8×D1cm
松野工業株式会社
ファイヤースターターは100均のダイソー、セリア、キャン★ドゥで売っています。
100均の中でもオススメなのがキャン★ドゥで売ってるファイヤースターター。
マグネシウム棒が太いし、スクレーパーが収納できるので持ち運びも便利です。
キャン★ドゥのファイヤースターターは、ダイソーやセリアのよりもマグネシウム棒が太いです。
おまけにスクレーパーとマグネシウム棒が一体となるよう収納できる構造で、しかもスクレーパーをよく見ると2cmくらいまでのメモリまで付いてるんです。(何に使うのかわからないけど…)
スクレーパーは「ストライカー」や「ブレード」とも呼ばれていますね。
ちなみに私は「削るやつ」と呼んでいます
比較 ダイソーやセリアのファイヤースターターは細い
こちら、以前ダイソーで買ったファイヤースターター。(セリアも同じ)
スクレーパーが収納できないし、なによりマグネシウム棒が始めから細いので、何度か使っているうちにポキッと折れてしまいました。
しかもスクレーパーが適当な作りのせいで、エッジがほとんど効かず。
「ココしか削れない」場所を探し当てて、そこで削って使っていたんですよね。
裏技⁈ 確実な火起こし ファイヤースターターの使い方
使い方はカンタン。
まずマグネシウム棒の黒いコーティングをスクレーパーで削って落とします。
あとは簡単。ただ勢いよく擦るだけ。
最初はビビっちゃうかもしれないけど、すぐ慣れます。
この火花が出せれば、火がつかないなんてことはなく、誰でも火起こし出来ます。
ただ普通の方法だと火起こしに苦労しますが、これから紹介する反則みたいな方法なら大丈夫。
実際に火起こししてみましょう。
まずは火を起こすために準備。
薪と小枝、スギや松ぼっくりなど、燃えやすいものから用意すると良いですね。
そこへ火種となるホクチを用意。麻ひもをほぐしたやつがオススメです。
ここまでの準備はとくに普通、いつも通りやるだけ。
無ければティッシュを丸めてもOK。
ただちょっと雰囲気は出ないけどね。
準備が出来たら、そこへファイヤースターターで火花を…じゃない。
麻紐をほぐしたらスクレーパーと一緒に持つ。
これでマグネシウム棒を擦ると、持っている麻紐に火がつく。超カンタン。
麻紐に火がつくので火傷しないように素早く離して、あとは小枝で拾い上げて準備した薪の中に火を投入するだけ。
コツは「マグネシウム棒を引く」です。
多くの人がストライカーをジャッ!と擦ってますが、ストライカーはなるべく動かさずに、反対にマグネシウム棒の方を引くんです。
写真は素手ですが、皮手袋をすると安全です。
そして着火したらすぐに離すこと。
- ホクチ・ストライカー・マグネシウム棒の3点を一緒に持つ
- 擦って着火
- 着火したらすぐに離す
- 火ばさみや割り箸等でつまみ上げて火を移す
この方法なら女性も子供も確実に火起こしが出来ます。
ただ問題なのは「カンタン過ぎて面白くない」です。
ファイヤースターターって、ちょっと苦労して火を起こすから、着いたときの喜びがあるわけでしょ。それなのに、この方法だとその苦労がないからつまんないんですよ。
なので最終手段ということで覚えておくといいかもしれませんね。
高価なファイヤースターターのメリット・デメリット
高価なファイヤースターターのメリット
まず高価なファイヤースターターのメリットは「カッコイイ」かな。
持ち手部分が木製だったり、全体が大きく作られたりしていて、カッコイイし使いやすいし火花が出やすい。
ストライカーはナイフの背を使ってやると超カッコイイよね。
高価なファイヤースターターのデメリット
次に高価なファイヤースターターのデメリット。
私が最初に言いたいのは「重い」です。
これね、値段が高いとか無くしたら泣くとか、高価なファイヤースターターのデメリットはいろいろあると思うんですが、私が思う最大のデメリットは「重い」なんですよ。
キャンプ時のことをよく考えたらわかるんですけど、荷物はできるだけ軽い方がいいでしょ。
大きなバックパックを背負ってヒルやヘビがいるような環境でキャンプするときに、こんなもんで僅かでも総重量を上げたくないのです。
いくらでも荷物を積み込める車で、オートキャンプやグランピングに行くならオススメですけど。
まあ人それぞれかな。
私の場合は高級ファイヤースターターと比較しても、100均の小さいサイズで十分…というか逆に軽いし小さいしで助かってます。
まとめ
ファイヤースターターでの火起こしは、麻紐とスクレーパーを一緒に持つという反則のやり方をすれば超カンタンに火がつく。
ただカンタン過ぎて面白くないので、最初からやらずに、どうしても出来なかったときのための最終手段として覚えておく方がいいかもね。
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