お風呂でシャワー出しっぱなしが完全に無くなる究極の節水方法

Hey! everybody! おまたせっ！もうしーむれすっ！
こんにちは。みなさん子供と楽しい日々を過ごしていますか。

子供が1人でお風呂に入れるようになると、一気に水道代が跳ね上がります。
その原因はシャワーの出しっぱなし。

特に冬！寒いなら湯船で十分に温まってから頭と体を洗ってくれ！
何度言ってもきかず、シャワーから出るお湯は無限だと思っている子供たちよ。

無駄に水道とガスを使うんじゃないっ。
我々はキミたちが無駄にしている水道代とガス代を払うために日々頑張って仕事しているんじゃないっ。

はい、こんな感じでした。ウチ。

今ではピタッとシャワーの無駄遣いが無くなりました。
その究極の方法をご紹介します。

子供のシャワーの無駄遣いをゼロにする方法は超シンプル

シャワーの無駄遣いを０ゼロにするって不可能に思えるでしょ。
でも出来るのよ。

その方法は・・・

シンプルです。
シャワーの代わりに湯船のお湯を手桶で使うだけですから。

この結果に辿り着くまで、わが家でも色々とやりました。
シャワーノズルを節水タイプにしたり、水道使用量をグラフに記入して可視化したり。

多少は効果あったかもしれませんが、親の「言うストレス」と、子の「言われるストレス」はほとんど変化ありませんでした。

シャワーを使わないようになってからは、親も子もストレスフリー。
その他の面でも副産物がたくさんで良い事ばかりでした。

シャワーを使わなくなったことによる副産物

子供が無駄遣いするシャワー水量でお風呂が沸かせちゃうので、だったらお風呂沸かしてそこから皆が手桶で使えばいいということなんですが、「シャワー出しっぱなしにしないで」と言わないでよくなった以外にもメリットはありました。

お風呂派は1年中お風呂に浸かれる

シャワーを使わないようになると、湯船から手桶で体を流すことになります。
つまり、湯船にお湯を入れておく必要があるので、1年中お風呂を沸かす必要が出てきます。

気が付いたら、湯船に浸かりたい人も、シャワーだけの人も、1年中自分のスタイルでお風呂に入れるようになっていました。

運動神経が良くなる

シャワーを使わないと運動神経が良くなるってどういう意味？
って思うでしょう。

感覚が養われるからです。

桶で頭からお湯をかぶるのって私達大人は簡単でしょう？

これ、子供は最初できません。

桶で風呂のお湯を汲むことは出来ても、それを頭からかぶることがうまく出来ないのよ。
やり始めは重くて腕がプルプルしちゃったり、どうにかやってみても後ろに流しちゃってほとんど頭にかかってなかったり。

しかし、下手くそな水浴びも慣れてくると難なくこなせるようになっていきます。

人の運動神経は8歳まででほぼ決まると言われています。
自分の思ったように自分の体を動かせるって物凄い大事なことですが、それが出来る人と出来ない人とでは、初めてやったスポーツでも差が出てくるんです。

シャワーは蛇口操作で水が出てきます。
桶は自分で桶に汲み、重い水を頭まで持ち上げ、その水をうまく頭にかける。

くだらないことですけど「シャワーで水をかぶる」のと「桶で水をかぶる」のでは、そこから得られるメリットがそれぞれ違います。

家庭水の40％　使われてる場所1位はお風呂

国土交通省の一般家庭水使用目的別実態調査によると、家庭で使われる水の割合は「風呂40％」「トイレ22％」「炊事17％」「洗濯15％」「洗面・その他6％」となっています。

これはつまり、40％を占める「風呂」で節水すると大きな効果が出るということですよね。

風呂を沸かした時　VS　シャワーだけ【水道使用量比較】　

実際に水道使用量がどうなのかを調査してみました。
結果をいうとそれほど節水の効果はでていませんでしたが、とりあえずどうぞ。

シャワーのみでお風呂

パパ	ママ	子ども	3人の合計水使用量
16.4リットル	33リットル	16.9（×2）リットル※	83.2リットル

風呂を沸かしたときの水使用量

次はお風呂を沸かしたときの水道使用量です。

はい、では総合して見やすくまとめます。

シャワーだけの場合	83.2リットル
お風呂だけの場合	124.4リットル

ちょっと納得できない数字がでちゃった。
でも洗濯機で残り湯を使えばいいってポジティブに話をすすめちゃうよ。
それに女性は湯船に浸かりたい人が多い傾向にあるので一石二鳥でしょ。

それともうひとつの原因。
この調査した日が9月12日なんですよ。
まだまだ暑い夏です。

外気の気温が高ければシャワーも使う量が少なくて済む。
しかし少しでも寒くなると子供は容赦なくシャワーを使ってガンガン温まります。

冬にシャワーだけでお風呂に入ったら…。
考えるだけで恐ろしいわよ。

お金にすると

お金に換算してみましょう。
水道料金は地域によってばらつきがありますが、平均すると1リットル0.24円です。

	お風呂だけ	シャワーだけ
1日	29.856円	19.968円
1ヵ月	925.536円	619.008円
1年間	10,897.44円	7,288.32円

差額は1年で3,609円でした。

そんなに金額は変わらないのをイメージしてたんですけど、ちょっと差がでちゃったな。

シャワーを禁止して湯船から手桶で汲み取るスタイルの方が節水されていると思っていたが、それほどの効果は無いことがわかっちゃいました。

ついでにやりたいシャワー節水ノズル交換

お風呂での節水でシャワーを使わないようにするといっても、時と場合によってはシャワーも使うでしょう。

シャワーを絶対禁止にするわけもいかないので、シャワーからの水量を減らす工夫もしました。

シャワーは1分間出しっぱなしで約12リットル出ていました。
ウーロン茶の大きいペットボトル（2リットル）が6本分、たった1分で6本分が垂れ流し。

シャワー出しっぱなし5分だとウーロン茶のボトル30本分を流しているんですね。

シャワーノズルを変更して、手元でこまめに止められるようにするのがおすすめです。
さらに水量を抑えた節水タイプなら尚良いです。

気泡が入ったやつとか、ミストタイプとか、いろいろありますが私のおすすめは普通のシンプルなやつ。

ミストはまず冬は使えません。（夏は問題なし）
ミストは水の粒が小さいため、シャワーノズルから出てすぐ冷えるので、冬は水を浴びてるのかと思うほど冷たく感じるのよ。
ミストを使うにはシャワー温度をかなり上げるので、今度はガス代がかかってきちゃいます。

ストレートなジェットタイプは勢いもあって水圧あるけど、範囲狭いし、痛いし、飛び散りが多くなるからあまり子供に使わせたくない。

その結果、ノーマルな節水ボタンがあるだけのシャワーノズルが一番だとわかったんですよね。

まとめ

水道水使用量が思ったほど節水になりませんでしたが、最大のメリットは「シャワー無駄遣いしないで止めて」って毎回言わないでいいってことでした。

無限に出てくるシャワーと違って、お湯を使えば子供の目でも明らかにお風呂が減っているのがわかるからね。

シャワーは無限ですけどお風呂のお湯は有限ですから。
自分がどれだけ使ったかがわかるってメリットでしょう。

家庭の節水には「お風呂での使用40％」から改善すること。
お風呂で節水するにはシャワーを考え直すこと。
シャワーを節水ノズルに交換すること。
シャワーを使わず湯船から手桶で使うこと。

ウチが子供ひとりでお風呂に入るようになって爆発的に水の使用量が増えたので対策をとってみました。

今日から100均で売ってる手桶を買ってきて始められます。
子供をダイソーにでも連れて行って「子供が気に入った手桶」を買ってあげれば喜んで使いますよ。

富への道はふたつの言葉にかかっている。「勤勉」と「倹約」。つまり時間もお金も無駄にせず、その両方を最大限有効に活用するということだ。

ベンジャミン・フランクリン（政治家、外交官、著述家、物理学者、気象学者）