これ1万円⁈ Blackview スマホを買って使ってみた
Android のSIMフリースマホのご紹介をします。
メーカーは中国の Blackview という会社。スマホの型は A53 。
ってか Blackview て聞いたことないけど大丈夫?
…知らない。
まあ、とにかく何も期待しないで Blackview A53 をご紹介していきましょう。
Blackview メーカーについて
日本ではまだ知られていない中国メーカーの Blackview 。読み方はブラックビュー。
中国メーカーってヤバいところは、商品を売るだけ売って金儲けしたらあとはバックレるような、やることげつないメーカーも多いのでね。それが【LEDライト】や【オーディオ】などの商品なら諦めもつくけど、さすがにスマホでそれやられると困るので、事前に調べてみました。
Blackviewについて
2013年3月設立。高品質の技術を低コストで提供。ロシア、ウクライナ、イタリア、スペイン、イギリス、フランス、ドイツ、チェコ共和国、ギリシャ、アルジェリア、シンガポール、マレーシア、フィリピン、ラオスなどで販売。価格競争力を維持するために低価格で販売している。最高品質のプロフェッショナルで高コストの頑丈な携帯電話とスーパーバッテリーのビジネススマートフォンを作り、 誰でもいつでもどこでも技術の楽しさを楽しんでいただくというビジョンがある。
一応、 Blackview のきちんとしたホームページがあります。(当たり前だけど)
Blackview のホームページが日本語対応なので、「日本でも安心して使えますよ」とアピールしていることがわかりますね。
Blackview は「頑丈な電話」をウリにしているようで、製品ラインナップも防水や高耐久などのタフネスケータイが目立ちます。
スマホの他にはタブレットやスマートウォッチも作っているようです。
スマートウォッチが安くてちょっとコワい
ここを見てもわかる通り、とにかく安いスマホがたくさん。
Blackview A53 スペック
Blackview A53 のスペックです。
Blackview A53 製品仕様 | |
---|---|
プラットフォーム | Android 12.0 |
プロセッサー | Quad-core MediaTek Helio A22 |
メインメモリ | 4GB RAM+3GB |
内部ストレージ | 32GB |
外部メディア規格 | microSDXC |
外部メディア最大容量 | 最大1TB |
ディスプレイ | 6.52インチ、HD+(720 × 1600) |
アウトカメラ | 12MP LEDフラッシュ |
インカメラ | 5MP |
動画録画 | 1080p (30fps) |
サイズ | 高さ約164.6mm x 幅約76.9mm x 厚さ約9.4mm |
質量 | 約194g |
バッテリー | 5,080mAh |
ネットワーク | 4G:LTE_FDD: B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B17/B25/B26/B66/B28A/B28B LTE-TDD: 41 3G:Wcdma: B2/B3/B4/B5 2G:Gsm: B2/B3/B5/B8 |
通信機能 | Wi-Fi:802.11 a/b/g/n/ac Bluetooth®:Bluetooth® 5.0 NFC:未対応 テザリング:対応 |
SIM | タイプ:nanoSIM(VoLTE対応) スロット数:3(nanoSIMスロット2 + microSDスロット1) |
FMラジオ | 対応 |
インタフェース | USB TYPE-C、イヤホンマイクジャック、microSDスロット |
センサー | 指紋認証、顔認証、加速度計、近接センサー、環境照度センサー |
主な付属品 | USB充電器、USBケーブル、カバー、SIM取り出しピン |
価格 | 税込 14,900円 (現在の価格はこちら) |
発売日 | 2023年3月03日 |
Blackview A53 は、ジャイロスコープやコンパスが付いてないのでポケモンGOの様なゲームには不向きなようです。
まあゲームをする人は、こういう安いスマホは使わない方がいいですけど。
付属品
箱の中身は本体の他、USB充電器、USBケーブル、透明カバー、SIM取り出しピン、それと簡単な説明書が入っていました。
説明書はちょっと変な日本語。しかし今となっては別に目を通す必要がない内容なので問題なし。
充電ケーブルはUSB Type-C (タイプC)だから、本体に差し込む向きは関係なくて助かる。
外観
カラーはグレーをチョイス。
既に画面に保護フィルムが貼ってあり、ボディは透明ケースに入れられていたのが嬉しい。
背面は光沢ではなくザラザラしているが、付属された透明ケースに入っているのでツルツル。ただツルツルといっても柔らかいシリコン系カバーなので手が滑って落としそうになるわけではない。
気になったのは背面に貼られているシール。ダサい。
でも簡単に剥がすことができたので問題なし。
背面カメラは3つ。写真の写り映えは後ほど。
カードスロットにはマイクロSDカードの他、SIMカードが2枚入れられるのも良し。
画面も特別キレイってこともなく、かといって汚いってこともなし。
画面保護フィルムも既に貼ってありました。
指紋認証は横の電源ボタン。
スマホを自然に持つだけで反応するのはありがたい。
Blackview A53 電池持ちがハンパなく良い
Blackview A53 の良さはバッテリー持ちの良さ。
5080mAh もある大容量ですよ。
使っていて1日持たないなんてことは無く、2日は持つんじゃないかな。試しに放置していたらバッテリー持ちは1週間を超えました。
ただその反面、重量が約194gと少々重いです。
重さの目安はアイフォンで比較してみました。
Blackview A53 | 194g |
iPhone 15 Plus | 201g |
iPhone 12 | 162g |
iPhone X | 174g |
まあ重いといっても、慣れてしまえば何も感じない重さですけど。
写真
写真は正直言うと期待はずれ。でも価格を考慮すると期待通り、かなと思う。
でも安いスマホなのでこんなものです。
どの写真も細かい設定などをせず、そのままシャッターを押したもの。
ひと昔前のケータイの写真みたい。
逆光でずいぶんと暗いね。
でもカメラをメモ代わりやオモチャ感覚にしか使わないというなら、これで十分かな。
掲載している写真ですが、元の写真は無駄にサイズが大きいため、解像度を 4032×3024 から 800×600 に下げています。
Blackview A53 は必要最低限で使えるスマホ
指紋認証も顔認証も付いてるので、今現在のスマホでは必要最低限で使えるスマホだと思います。
まあ中には初期不良もあると思いますが、それは少なからず高価なスマホにも存在するのでね。
この安価なスマホに向いてる人は以下の通り。
1万円程度で買えるスマホなので、こんなものです。
たぶんスマホを使いこなしている若者以外は、このスマホで十分だと思うんだよね。
ほとんどの人がオーバースペックのスマホを高いお金だして買ってるからね
スマホを使いこなしてるお年寄りもいるけどね
まとめ
Blackview ってメーカーは大丈夫?A53 って使えるの?
「スマホは必要最低限使えればそれでOK」な人は使えます。
ただバッテリー以外は全てロースペックなので、少しでも欲を出すと不満が出ます。
バッテリーが1日持たないようなスマホの使い方をするミドルユーザー・ヘビーユーザーはともかく、毎日充電する必要もないような使い方のライトユーザーは Blackview A53 でもいけるんじゃないかな。
Blackview タフネスケータイの小さいスマホ、子供が使うのに良さそうだな。
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