Huawei P9 lite 傷を付けないバッテリー交換

何年くらい使ってるのかな。
Huawei P9 lite のバッテリーに異常がみられるようになってきた。

電池切れで充電すると一瞬で30％になり、50％くらい残ってると思いきや突然シャットダウン。

使えない。ほとんど使ってない端末だけど使えない。

そこで HUAWEI P9 lite スマホのバッテリー交換を試してみました。

自分でしてみた HUAWEI P9 lite バッテリー交換

私はスマホ修理業者でもなんでもない素人ですが、まあ簡単でした。
かかった費用はバッテリー代の1500円だけ。

必要なもの

必要なものは「新品バッテリー」と「精密ドライバー」と「ヘラ」。

まずネットで新品のバッテリー購入です。

中国製の安い互換バッテリーもたくさんあるんですが、発火などの心配もあるので評判の良いロワジャパンのバッテリーをチョイス。

実はバッテリー交換に必要な道具も一式揃っているので、これだけ買えば準備はOKなんです。

あと【ドライヤー】があれば、ちょっとは楽かな。

安全対策　交換前にバッテリーを0％にする

バッテリーがまだ残っている状態で、バッテリーに衝撃など与えると危険なので、0％にしておきます。

バッテリーに負荷をかけて放電させるアプリはたくさんあるので、それらを利用すると良いでしょう。

私は【急速放電】を使いました。

裏蓋を外す

スマホの電源が落ちていることを確認したら、裏蓋を外します。

はい。簡単には開きません。
吸盤で引っ張ってもビクともしません。

ネットでやり方を調べると、ほとんどがプロ仕様の道具でバッテリー交換してるんですよ。

でも私のところに有るのは、「とりあえずの道具」だけ。

コツがある？スマホの裏蓋の外し方

私と同じ状況の方たちは、やはり苦労している様子でした。
マジ開かないので、

傷だらけ覚悟でマイナスドライバー突っ込んでこじ開ける
or
バッテリー交換を諦める

の二者択一かなと思ったその時！

私の目に映ったのは机の横にある「酸化マグネシウム」便秘薬の袋。
試しにこの袋を差し込んでみたら、入ったんです。しかも簡単に。

ほうっ！

この袋なら薄いから隙間に入るし、おまけに簡単には切れない。
ちょっと引っ張りながらヘラを差し込んでみると、入りました。

ここまで来れば楽勝。
ヘラを使いながら、少しずつ裏蓋の爪をパチンパチンと外していきます。

裏蓋をドライヤーで少し温めると、粘着テープが剥がれやすくなります。

はい、外れました。

小さなネジを外す

小さなネジを精密ドライバーで全て外します。
めちゃくちゃ小さいので、絶対に無くさないように注意しましょう。

ネジを全て外したら、カバーが簡単に外れます。

なんで？
不思議に思って、落ち着いてよく見て見ると、ネジが一つ隠れてました。

白いシールのようなものが貼ってあって気が付かなかったんです。
そこへドライバーでブスッと押し当てて、外します。

この白いシールは、分解した痕跡を残すためでしょう。

次に下の板も同じように外します。
ここにも、白いシールで隠されたネジがありました。

ヘラでコネクタの接続を外します。
ちょっとテコの原理で持ち上げると簡単に外れます。

バッテリーを根気よく外す

あとは根気よくバッテリーを引っぺがすだけ。
粘着テープで引っ付いているので、ドライヤーでバッテリーを少し温めると良い感じに剥がれるはずです。

ここからは根気勝負なんですが、その前にちょっとこれを見て下さい。

焦ってやってバッテリーを傷つけても危険なので、ゆっくりじっくり剥がしていきます。

ヘラを差し込み、薄い定規を差し込み、どうにかこうにか少しずつ剥がしていく。

一つだけ注意したいのは、バッテリーの下に大事な薄いケーブルがあるので、それを傷つけないようにしましょう。

新品バッテリーを取り付けて終了

古いバッテリーを外し終えたら、新しいバッテリーを取り付けて、全てを元に戻して終わり。

最後に裏蓋をはめる前に、電源を入れてみて正常に動くか試しました。

うん。大丈夫。
これでバッテリー復活。

ロワジャパンバッテリーの説明だと

とあるので、フル充電とフル放電を3～5回行うことを意識してみましょう。

まとめ

スマホのバッテリー劣化は、バッテリー交換で復活します。
素人でもやる気とコツと手先が不器用じゃなければ出来ます。
裏蓋を傷つけずに開けるには「便秘薬の袋」を使います。

以上でした。

やればできる！やらなければできないことをできないと諦める人は残念だ！

武田信玄