東京ディズニーランド コロナ対策は世界一だと思う
2021年、明けましておめでとうございます。
大晦日にコロナ感染者は東京1300人を超え、年明けそうそうにも関東地方は大変なことになってきました。
コロナ感染者の増加は東京だけではなくディズニーリゾートがある千葉も例外ではありません。
全国でも日々感染者数の増加に歯止めがかからず更新し続けています。
2021年1月7日 緊急事態宣言が再度発令されました
そんな中で東京ディズニーランドのコロナ感染対策はどうなっているのか、どーしても、どーしても気になって行って見てきました。
最近ぜんぜんTDL(東京ディズニーランド)もTDS(東京ディズニーシー)もご無沙汰で、ママも子もフラストレーション溜まりまくりでこれはこれで緊急事態なので、ならばどうにかコロナ対策を万全にしつつTDLへ侵入してみようということになったわけであります。
どうせTDLの魅力に引き寄せられたんでしょ
はい。
ただでさえ真冬のディズニーランド・ディズニーシーは半端じゃない寒さで吃驚なのに、コロナ感染症で緊急事態宣言の再発秒読み段階で東京ディズニーランド行く人たちって頭大丈夫かなと思っちゃうもう一人の自分がいます。
ディズニーランド・ディズニーシーの通常の情報はあり溢れているので、コロナ禍に合わせた情報、自分たちでするコロナ対策などに絞って記事を書いていこうかなと思うので、子連れなどで行く機会があるママさんはご参考にしてちょうだいな。
ディズニーランド 徹底したコロナ感染対策
2021年冬。
未だかつてない新型ウイルス感染症(新型コロナ)に見舞われた「冬の東京ディズニーリゾート」。
ディズニーは過去の東日本大震災の頃にも数々の神対応伝説を残していることで有名ですが、今回の「コロナ対策や対応」も想像どおり、さすがディズニーといった感じ。
おもてなし世界最高峰と言っても過言ではないオリエンタルランドの世界がそこにありました。
ここまでしてくれているディズニーランドでもしコロナ感染したら、それは私自身の脇が甘かった証拠なのでTDLに行かなくても結局感染しちゃってるかなって思います。
感染率はディズニー内より、
近所のスーパーのが高いような気がする・・・
ベンチは全て間隔があけられる仕様
パーク内のベンチは全て間隔をあけて座れるような仕組みがされています。
でも「強制的に座れないような仕様」だと家族などで使う場合は離れちゃうと困るんですが、グループでも無駄なく使えるようになっているのでこれは助かります。
ゴミ箱のふたを触らず捨てられる仕様
通常ならゴミ箱の扉(ふた)が閉じているのですが、全てのゴミ箱の扉がずっと開いてます。
これならゴミを捨てるときにゴミ箱を触らずに済みますね。
アルコール消毒スプレー
ディズニーパーク内のあちらこちらにアルコール消毒スプレーが設置されています。
- パーク入り口
- トイレ
- アトラクション出入口
- ショッピング・レストラン店内
消毒したいタイミングの全てでアルコール消毒が出来るようになってるので、持参した消毒液を使うこともなく助かりました。
ただ頻繁に手をアルコール消毒するので、手がガサガサになってしまいます。
そうするとスマホの画面や指紋センサーなどが反応しなくなって不便ですので、ハンドクリームも持ち歩いて頻繁に塗りましょう。
ハンドクリームにはワセリンが一番おすすめです。
いろいろな使い方ができるのでワセリンがあると重宝しますよ。
ソーシャルディスタンス
並ぶとき、待つとき、人が近づきすぎないように、距離を保てる工夫があちこちに見られます。
ゲスト全員が守れているとは言えないけど、ほとんどの人がそれを守れているってさすが日本人だなって思うよね。
足元の目印
並ぶときには足元に前の人との距離を保てる目印があるのでわかりやすい。
このテープらしき目印なんですが、この上を1日に何百人何千人の人たちが通過していくわけだが、それなのにこれだけの広大な敷地内で剥がれているところが一つも無いのがまたスゴイ。
普通ならビロロ~ンと剥がれて放っておかれておしまいよ
キャストの声掛け
並んでいるときもキャストによる「距離を保ってくださいね」といった優しい声掛けがあります。
ビッグサンダーマウンテンに並ぶ人たち。
人数制限をしているから空いているとはいえ、よく見るとみんな感覚をあけて並んでるでしょ?
こまめな掃除
キャストがこまかい部分までお掃除してくれています。
レストランでお掃除してくださるキャストを見ていたんですが、「定期的に掃除をしている」というより「ずっと掃除をしている」でした。
そこまでやるかっていうくらいキャストひとりひとりの意識が高くて感心します。
ディズニーで働くキャストはみんなプロだなっていつも感じます。感謝。
パーテーションで飛沫対策
飛沫感染を防ぐためにパーテーションが施されています。
繋ぎ目や形や安全性に目をやっても完璧。
ちょっと角度を変えて見ると「ああ残念だな」と思うところってあるのが当たり前なんだけど、ディズニーに関してはそういうところがない。
上の写真は「ウエスタンリバー鉄道」、下の写真は「ジャングルクルーズ」。
適当な仕事はしない、全てにおいて超一流のプロ仕様。
ごらんよ、僕らはキミのそばにいる。
世界に誇る日本のスーパーコンピューター富岳のシミュレーションによると、対面する人への咳やクシャミ、会話などの飛沫が「パーテーション設置で1/10に軽減される」ことがわかっています。
チケットやファストパスは全てスマホ
入園するためのチケットはネットで事前予約してスマホで入園します。
ファストパスもスマホを使うため、従来の紙のファストパスを受け渡す必要も無しです。
パーク園内でのショッピングやレストランでの決済はスマホやカードで行える「キャッシュレス決済」が可能なので、現金はパーク内で一度も使いませんでした。
ディズニーランド・シーの園内にスマホ充電できる施設は無し
ただスマホを活用する頻度は高いので、予備バッテリー(モバイルバッテリー)は最低でも1つ持って行った方が安心です。
スマホのバッテリー容量は「平均2000~3000mAh」なので、モバイルバッテリー容量は「5000~10000mAh」のものがひとつあると安心です。
ディズニーパーク内でスマホ充電が無くなった場合は、パーク内で売られているモバイルバッテリーを購入することになります。
パーク内でスマホを充電できる場所はありません。
パーク内で売られているモバイルバッテリーは容量約5000mAhで4000円前後とお値段高め。
アマゾンで2000円前後のモバイルバッテリーがたくさんあるので、持っていない人は予備として買って持っておきましょう。
パーク内から出たところにあるディズニーランドホテルの内にコンビニがあり、そこでいくらか安く充電器が買えるという情報があるので今度行ったときに見てこようと思います。 実際に見てきました。
パーク内より安かったです。
モバイルバッテリー5000mAh 2700円
そのときの記事はこちらに詳しく書いておきます。
自分たちで行った感染対策
ここからは私が独自に行った感染対策をご紹介します。
コロナ禍でのディズニーを楽しむためにあると便利な持ち物などを見つけ出してね。
ポップコーンは素手で食べない
通常であればパーク内で販売されているポップコーンは食べ歩きするのに丁度良いのですが、コロナ感染症を考慮して大人も子供も素手で食べないようにしました。
手を洗ってから食べる?
子供なんて絶対あちこち素手で触るから、手を洗ってからどこも触らずにポップコーンを食べ続けるのはほぼ無理と考えておくべきです。
箸やスプーンを使って食べる?
ポップコーンを箸でって難しいし、スプーンも微妙。しかもそれらを落とすことも考えられる。
手を使わずに簡単に食べられる方法は、100均などで売ってる「蓋つきボトル」を使います。
そのボトルにポップコーンを入れておくと、ドリンクを飲む感覚でポップコーンを食べることができます。
ジップロックのビニールに入れたポップコーンをカップに移し替えて子供に渡せば、手を使わないで済みます。
私は家に有ったシェイカーカップを使いました。
もうすこしカップが大きいと「おかわり」が減るのでいいかもしれませんが、どのみち子供は「菓子を渡した分を食べきってしまう生き物」なのでこれで良かったかな。
補充が面倒ですが安全には変えられません。
ちなみに「チキンレッグ」も食べ歩きできるのですが避けました。
どうあがいても手を使うはめになるし、子供は口の周りべちょべちょにするのでね。
一方、「チュロス」は手で触れずに食べることが出来るのでおすすめできます。
冬空の下 マスクは複数枚必要
コロナ禍、真夏のマスクは暑さによって汗でびしょ濡れを経験しましたね。
真冬も違うかたちでマスクがびしょ濡れになるの知ってますか?
外でマスクをずっとしていると、自分の温かい息でマスク内が結露していつのまにかびしょ濡れになります。
これを防ぐために、マスク内に一枚だけティッシュを入れておくと、結露の水滴を吸ってくれるので便利です。
ティッシュの湿りが気になったらティッシュを新しくするだけです。
それから、当然マスクの予備は何枚か持って行くべきです。
子供などは結露防止でティッシュを使うより、マスクを取り換える方がいいと思うのでね。
落とした、汚した、濡れた湿った、そんなときに「今してるマスクしかない」じゃ困っちゃうわよ。
トイレの度にうがい
小さいペットボトルに水を入れて持ち歩きました。
水分補給のためですが、もうひとつは「うがい」のためです。
手洗いはトイレで出来るんですが、子供にとって「コップ無い」「蛇口が上向かない」でうがいは難しいですよね。
水やお茶ならペットボトルに入れておけばトイレに行くタイミングでうがいが可能になります。
無くなったら給水場所で簡単に補充もできるし、販売機でも売っています。
空の小さいペットボトルがあればトイレでうがいが簡単にできるので便利でした。
ウェットティッシュで口を拭く
顔を拭いたり口や鼻の周りを拭いたりするのに「ウェットティッシュ」があると便利です。
手はトイレで洗えるし消毒もできるけど、口周りなどはそう簡単に洗えないのでね。
水分補給や何か食べる前に口周りだけでもウェットティッシュで拭いてからの方が安心です。
速乾性のあるハンカチ
速乾性のあるハンカチが一枚あると便利です。
ウェットテッシュじゃ役不足なタイミングで使うことができるんです。
椅子やテーブルをサッと拭くとき、ペットボトルをサッと除菌して拭きたいとき、食べこぼしたとき、スプラッシュマウンテンでびしょ濡れになったとき。
この速乾性あるハンカチの良い所は、トイレですすいで絞ってリュックにクリップではさんでおけばすぐ乾くところ。
ハンカチ自体に除菌スプレーを吹きかけて使うこともできます。
これ一枚あれば何度も何度も何度でも、どうしましょう?いつ何時も使えちゃいますわよ。
このハンカチが大活躍する理由はコロナ禍でいつもより「手洗いの回数が多い」からです。
通常のハンカチだと湿ってくるとポケット内も湿ってきちゃいます。
速乾性あるハンカチなら、手洗いと同時にハンカチも洗えるし、ギュッと絞ればそのまま手を拭くこともできます。
いろんな種類あるけど安くていいんじゃないかなと思います。
安い速乾性あるハンカチがもし家にないなら1枚用意しておくと便利です。
重宝するので是非持って行きましょう。
アルコール消毒液はもしものときに
あちこちにアルコール消毒液が置いてあるので、持っていかなくても全然いけちゃうんですが、他のゲストに写真シャッターを頼まれることがあります。
このときに断るのも一つの手ですが、できれば快くシャッターを押してあげたい人は消毒液を持ち歩きましょう。
100均でも売ってる小さなミストボトルに消毒液を入れておけばポケットにも入れておけます。
手元に消毒液があればカメラやスマホを渡される前にサッと使うことができるのでカッコイイよね。
「すいませ~ん、シャッターいいですか?」ときたら「あ、いいですよ」と言いながら自然にポケットから取り出したアルコールで自分の手にシュっとひと吹きすると「まあ!ステキな方。とても紳士的ですわ」となって後でツイッターで「今日TDLでシャッター頼んだ人が神対応で惚れた」ってなります。
そしてその神対応はバズって伝説に・・・
なってないみたいね
・・・これからつぶやくんだなきっと・・・
子供を連れて行って大丈夫?
「子供連れでディズニーへ行っても大丈夫?」
責任取れない発言になりますが、私個人の意見では「大丈夫」と思われます。
ただ少し心配なのは1歳~2歳の子供かな。
というのも、ディズニーがマスク着用をお願いしているのは3歳以上の子供からなので、歩き始めた赤ちゃん(1~2歳)はノーマスクなわけです。
この時期(1~2歳)の子供は怪獣なので、コロナがどうのこうの言っても理解できずに親がちょっと苦労するかもしれないなと思う。
「あれ食べたいこれ食べたい」言うだろうし、触るな言っても触るし、手洗いうがい言っても完璧に出来ないし。
反対に0歳は歩けないため親御さんが抱っこかベビーカーなので、パパママが十分に気を付けていれば大丈夫なんじゃないかと思うわけです。
実際に0歳児を連れた親御さんがそのようにしている姿も見かけました。
コロナ禍での持ち物リスト
今回の記事内で紹介した「持ち物」をまとめてリスト化します。
各自で必要な物をチョイスしてコロナ禍のディズニーで安全な楽しみ方を見つけてください。
ハンドクリーム(ワセリン) | 消毒液 | うがい用ボトル |
速乾ハンカチ・ティッシュ | ウェットテッシュ | マスクの予備 |
ジップロック | 蓋付きボトル(ポップコーン) | モバイルバッテリー |
コロナとは無関係ですが、真冬の極寒ディズニーに持って行くと便利で幸せな持ち物をご紹介します。
真冬のディズニーに持って行くと幸せな持ち物
ニット帽、マフラー、手袋の3セットをしていない人が非常に多いです。
とくに朝と夜は寒さも一段と厳しいので、この3点セットがあるのとないのとでは大違い。
寒そうにしている人はだいたい3セットをしていません。
ズボンの下にタイツを履くとか服を多めに着るとか、靴下を厚めにするとかは当然のことなので省きました。
あとブランケットがあると安心だけどかさばるので、2つの神アイテム「ハクキンカイロ」と「ヒーターベスト」があれば最強無敵です。
子供には3点セットとハクキンカイロでOK。
赤ちゃんはベビーカーあるなら風を通さないカバーにブランケット、その中へハクキンカイロを赤ちゃんに触れないようにして入れておけばポカポカ温かいです。
それから必ず出てくる「ヒートテック」の名前。
大人はともかく、私は子供に着せることをおすすめしていません。
詳しくは【着せるな危険 子供にヒートテック NGの理由】をどうぞ。
まとめ
一言でいうと「東京ディズニーランド(ディズニーリゾート)は感染対策をきちんとしてる」と感じました。
どこに焦点を置いて見ても感心することばかりなので、もし生まれ変わるなら私はディズニーランドそのものになりたいよ。
赤ちゃんでも親御さんがしっかり感染対策に気を配っていれば、思っているほど危険性はないと思います。
冒頭でも言いましたがこの環境で感染を防げなかった場合は、おそらく違う場所でも感染を防げなかったであろうと思うんです。
正直、通勤電車や学校のがリスクあるよ・・・
ディズニーは今このときに行く必要もないけどね。
考えることは人それぞれだよ。
一緒にTurn up ♪
♪ やがてTime flies by
もしこの極寒の中でディズニーに行くならヒーターベストがあると幸せよ。
公式ディズニーが用意した動画はこちらです。
みんなで守って安全に楽しく1日を過ごしましょうね。
ディズニーランドは永遠に完成しない。世界に想像力がある限り、成長し続けるだろう
ウォルト・ディズニー(アニメーター)
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