「やる気が起きない時」に「やる方法」はただ1つ
なぜかわからないがやる気がでない。
体の疲れがたまってやる気が起きない。
気分が乗ってこなくてやる気がでない。
体調不良でもないのに、やる気が起きないことってたくさんあります。
私もしょっちゅうのことです。
あ~走りたくねえ・・・
体が重い~・・・
脳がまだ寝てる~・・・
そんなときに憂鬱を乗り越える良い方法をご紹介します。
科学的・心理学的にも解明されています。
気分が乗らないときに、自分に行動をさせる唯一の方法
答えを先に言ってしまうと、「気分を無視する」ことです。
気分に行動を支配されないようにするには、「気分を完全無視」すること。
気分に行動を支配されたら、辛い修行もできません。
モチベーション上がるまで待っていたら勉強も筋トレも、夏の暑い中に買い物さえも行くことができません。
これ実は皆さんすでにやっておられます。
- トイレ行きたいけど行くのが面倒なとき
- 朝、仕事あるから布団から出なきゃいけないとき
こういうとき、行動することで「やる気ない気分」を乗り越えてますでしょ。
他の事も同じようにするだけです。
行動を先におこして気分をあとからついてこさせましょう。
自分の中に3人の存在
この物語に登場する人物は3人います。
「気分くん」と「行動くん」と「自分」です。
気分が乗らない時 やる気満々の時の主人公は「気分くん」
気分が乗らなくてやる気が起こらず、自分を行動に移せないときの主人公は「気分くん」です。
やる気満々で活気に満ち溢れ、それに伴って行動に移せている時の主人公もまた「気分くん」です。
「気分」が行動を起こさせているのですから。
「行動くん」は主人公になろうとしない
一日のスケジュールを淡々とこなしている時に働いてるのは「行動くん」です。
「行動くん」は忠実に「自分」の命令に従い、行動をおこしていくのみです。
全てをつかさどる「自分」
通常、「気分くん」と「行動くん」は実は「自分」に操られています。
しかし油断すると「気分くん」がすぐ前に出てきて出しゃばります。
そして「気分くん」はあっという間に、「行動くん」と「自分」を支配してしまいます。
気分は自分でコントロールした方が良い
いつでも「気分くん」を主人公にしたらいけません。
常に「自分」がコントローラーを握っているべきです。
「気分くん」はテンション上がっているときは、行動が伴うのですが失敗もしやすいです。
そんなときこそ「自分」がリーダーでいれば、調子に乗り過ぎた「気分くん」の悪ふざけにストップをかけることができる。
「自分」がリーダーとなって「行動くん」を操作します。
- おい!行動くん!調子に乗った気分くんを抑えこめ!
- 気分くんが寝てるけど、行動くんは無視して始めろ!
主人公は常に「自分」であるべきなのです。
そもそも「やる気」なんて存在しない
「やる気」というのは、「やらない理由」や「やりたくない理由」「できない理由」が欲しくて人間が勝手に作り出したフィクションです。
「やる気」が出るのをじっと待っていて、最終的に「はぁ~ぁ、さあて、やるか…」とのんびり行動を始めた場合でも、そのときに「やる気が無い」ことには変わりないですよね。
「やる気」というのは、「行動」を起こすことで脳が「集中」して分泌されるようなもの。
やりたくないことでも、やっているといつの間にか集中して取り組んでいるフロー状態になることがありますが、これは「行動」が「気分」を変化させて起こしているんですね。
フロー状態とは
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。
イチロー選手がこう言っています。
小さい事を積み重ねることが、とんでもないところへ行くただひとつの道
イチロー(プロ野球選手)
スティーブ・ジョブズが米スタンフォード大学で行ったスピーチは伝説となりました。
私たちは将来を見据えて、点と点を繋ぎ合わせることはできない。できるのは後から繋ぎ合わせることだけだ。だから今やることを人生のどこかで実を結ぶと信じてやるしかない。
スティーブ・ジョブズ(実業家)
歴史に名を残すレジェンドは皆、同じことをしてきたのです。
”あの方”も「常にやる気なさそう」なのに、地道にコツコツと「行動」し続けてるから、今やスゲーことになってるよね★
「やる気」がないなら「行動」しやがれ
「やりたくないこと」はやらなくてもいいです。
でも、「やりたくないけど、やらなきゃいけないこと」がたくさんありますよね。
そんなときに「やる気が出るのを待つ」のは「空からお金が降ってくるのを待つ」のと同じ、「時間をただ捨てているだけ」です。
こういう人は「時間が無い」という言葉を好んで使います。
キミも今朝使ってたけど?
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「やる気がないならやめろ」みたいなセリフ、聞いた事あると思うんですけど、これ、「やる必要がないこと」に対してなら意味わかります。
でも「やらなきゃいけないこと」なら、正しくは「やる気がないなら行動しろ」ですね。
とにかく自分自身に「行動」をさせましょう。
気持ちは前へ進んでいこうぜベイべ!
やる気ないオレのことなら越えてって!
「生かされる」のではなく「生きていく」
誰かが行動を起こしてくれているから、私たちは楽しむことができる。
すべては誰かの行動の上に成り立っているということを忘れないようにしたいですね。
脳内で疑似体験ができるバーチャルリアリティー(VR)、脳を体験させるには素晴らしい方法だと思います。
でも脳がVRに慣れ親しんでも、肉体が着いてこなければもったいない。
「早く走る方法」を脳が知っていても、「早く走る肉体」がなければ早く走れない。
必勝本をいくら読んでも、アリアハンから外へでてスライムと戦わなければ勇者は強くならない。
村で何度話しかけても同じセリフしか言えないような村人Aより、主人公となって世界を冒険した方が絶対楽しい。
それに恵まれた肉体がある人なら、VRで人生を使い切るなんて大変失礼な話です。
私たちはこの地球に生まれ、自分をコントロールして人生を旅するゲームをしている。
自分が、誰かの行動によって「生かされている」のか、自分の行動で「生きていく」のか。
どんな人でも人生を旅するゲームを楽しむ権利がある。
自分の人生が「勇者」か「村人A」か、それは自分の行動で変わってきます。
自分を認めてあげよう
大変なことや苦労することを行動できたら、自分自身を「良くやった」と認めてあげましょう。
自尊心を「自分」で高めていくんです。
- 「すげえ頑張ったな自分」
- 「よく努力してるな自分」
- 「いつか絶対に良い事あるぜ」
- 「やったもん勝ちだぜ」
こうして自らを励まして行動し続けられるようになったら、少しづつ運気が上がってくるし、成果も徐々に出てきます。
そしてある日、ジョブズが言ったように「点と点が結ばれる時」がくるのです。
まとめ
やらなきゃならないなら、「時を待たず今すぐやれ」です。
とにかく「行動しだせ」です。
やる気なんて待っていても時間の無駄なので、「気分」なんて無視して始めましょう。
行動しだすと、徐々に「気分」が後ろからついてきます。
失敗したらそこから学べ。
ポジティブに考えて行動し続けよう。
レジェンドは皆、同じことを言っています。
レジェンドは皆、同じことをしてきています。
いつやるか。
今でしょ!
今朝キミ、走りにいくまでに10分間ボーっとしてたけど
ハイ!やる気がおきませんでした!
10分間捨てました!
地道。近道はしてこなかった。結局、近道もせずコツコツやってきたのが、良かったんじゃないかなって思う。
大野智(歌手)
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