ママが習志野陸運支局でユーザー車検してきた(普通車)
こんにちは。
家庭に優しい知恵を提供するいけめんパパです。
自称イケメンほど みっともないものはないよね
先日、うちの車の車検を済ませてきました。
車検にかかった費用は全部で47,850円(普通車)でした。
クロスビー・フィット・ヴィッツ・パッソ・ソリオとかの小型車なら費用も4万かからんよ
今日はマイカーを所有するご家庭に、車検を最安値で済ませる方法をご紹介します。
「難しいんでしょう?」
大丈夫です。
ボンネットも開けたことがないうちのママもできたのでご安心ください。
ささ、「私でも絶対できる」と自分に言い聞かせ、ポジティブに切り替えていきましょう。
ここでは「習志野陸運支局」でユーザー車検を行っていますが、基本は全国どこでも同じです。「千葉運輸支局」と迷ったんですけど若干近い習志野陸運支局にしました。
一番安くて簡単 ユーザー車検
【ユーザー車検】て聞いたことありますか?
超かんたんに言うと「車の所有者が自分でやる車検」のことです。
このユーザー車検より安く車検を済ませる方法は他にありません。
どこで車検を受けても一律にかかる「法定費用」のみで済むので、「地域最安値の車検」とか掲げているお店より安くなっちゃいます。
もちろん免許を持っていれば初心者でもできるよ。
細かい説明は後にして、さっそくユーザー車検をやってみましょう。
ユーザー車検の手順
ユーザー車検の大まかな流れです。
- 予約する
- 車検場で検査する
- 新たな車検証をもらう(終了)
まずインターネットでユーザー車検の予約をします。
予約日になったら予約した運輸支局及び自動車検査登録事務所へ行きます。
そこで車検を受けて新たな車検証(自動車検査証)をもらっておしまい。
予約なんてネットだからいつでもどこでもできるので、車検当日だけ予定を空けておけばOK。
ユーザー車検なら半日もあれば十分でしょう。
まあ、写真を多めに使うので読んでも意味がわからない人は適当にやっちゃっても大丈夫よ。
You やっちゃいなよ!
1. ユーザー車検の予約をする
国土交通省が用意した【自動車検査インターネット予約システム】です。
ユーザー車検の予約・変更・取消はここでおこないます。
ユーザー車検のインターネット予約は2週間前からとれます。
受ける場所は予約時に「最寄りの検査場の確認」ができるので、家から一番近い場所の運輸局・運輸支局・自動車検査登録事務所を選ぶとよいですね。
予約するのに車台番号が必要なので、車検証を手元に用意して予約しましょう。
まず初めての人は新規アカウント登録します。
アカウント登録で必要なのは「名前」「電話番号」「メールアドレス」の3つです。
ちゃちゃっと済ませます。
ログイン状態にしたら「検査の予約」をおこないます。
ユーザー車検を受ける場所は【受検検査場の選択】で決めます。
全国どこの運輸局でも受けられますが、家から一番近い検査場を「全国運輸支局等のご案内」から探して選ぶと楽ですね。
続いて「継続検査」にチェック、「普通車」にチェックしたら次へ。
予約時間選択です。
1日で4ラウンドあるのですが、可能であれば早い時間のラウンドの方が安心です。
1日で受けられる検査は3回まで。早いラウンドが有利なのは、検査で軽微なアクシデントがあっても、ホームセンターやガソリンスタンド等でどうにか改善してくればその日に再検査できるから。後日だと検査手数料1,800円かかる。
あとはもう必須項目の名前と電話番号だけ記入すれば予約完了です。
【車台番号】は車検証に書いてありますよ。
予約完了したら登録してあるメールアドレスに「予約番号」が自動送信されてきます。
あとは当日に車検を受けに行くだけです。
車の点検
当日に車検場へ行く前に、事前に自分の車を簡単にチェックしておきましょう。
免許持ってる人なら15分くらいで誰でもできる超かんたんな点検なので「ママ点検」といいます。
かってにそう言ってます
ライト類は全部点く?
車のランプ類は全て点きますか?
ヘッドライト上向き下向き・スモール・テールランプ・ブレーキランプ・バックランプ・ウィンカー・ハザード・ナンバー灯、フォグランプ(無い車もあり)、全ての電球が切れていないかチェックしましょう。
ブレーキランプは他の人に見てもらうか、ブレーキに重りを乗せてチェック。
たまにナンバー灯が切れてる車を見かけるけど、自分じゃ気が付かないから注意してね。
ワイパー可動との水
フロントガラスのワイパーは大丈夫でも、後ろのワイパーを動かす方法を知らない女性もたまにいるようです。
うちのママでした・・・。
後ろのワイパーなんてあまり使わないからね
前後ワイパーの動かし方とウィンドウォッシャー液の出し方を覚えておきましょう。
ウォッシャー液が入っていなければ水でいいので入れておきましょう。
ウォッシャー液を入れる場所は車のボンネットをあけると、補充用キャップがあります。
わかりやすくマークされてるのですぐわかるでしょう。
ん?ボンネットが開けられない?教習所で習ってるはずだけど。
これもうちのママでした・・・。
「こうするんだよ」と教えたらすぐ覚えました。
タイヤのチェック
こんどは「タイヤ」関係のママ点検をしましょう。
タイヤは溝を見てスリップサインが出ていなければ良しなんですが、よくわからないでしょうからツルツルしてなくて、ひび割れしてないならそれでほぼOKでしょう。
人からよく「運転が乱暴」と言われる人は、タイヤチェックを入念にしましょう
「これってどうなんだろう」と迷ったらたぶんまだ大丈夫。
アウトなタイヤは「ぜったいヤバい」と素人でもわかるほどなタイヤです。
じゃクイズ。
これはどう思いますか?
答えは「大丈夫かもしれないけど、検査官によってはアウト」です。
スリップサインは出てないけどゴムのブロックが欠けてるし、縦にひび割れしてるし、たとえユーザー車検に合格したとしても怖いタイヤです。
私だったらこれで運転、とくに遠出はしたくないのですぐタイヤ交換しちゃいます。
ホイールキャップを外す
次にタイヤのホイールを見てください。
タイヤが取り付けられたボルトとナットを検査するので、この部分が隠れていたらいけません。
隠れている場合はホイールキャップ(カバー)を4つとも事前に外しておきましょう。
外し方は簡単。
手でぐっと引っ張ればポンっと外れますが、もし固いならドライバーなどを使って外しましょう。
手が黒く汚れるから「軍手」あるといいかもね
ホイールキャップは無いまま走ってても問題ないので、車検が終わるまで取り外して車内にでも置いておきましょう。
ホイールキャップをはめるときは押し込むだけ。
空気を入れる場所がホイールキャップで隠れないように注意してね。
「ママ点検」のタイヤおしまい。
ついでにガソリンスタンド行ったときに空気圧も見ておくとよいでしょう。
タイヤの空気圧調整は無料だよ。
わからなければスタンド店員さんにきいてね。
その他の点検ポイント
基本的には車を購入、もしくは前回の車検から、変に改造や変更をしていなければそのままで大丈夫です。
フロントガラスに余計なステッカー貼っていたり、ヘッドレストを外していたり、そういった場合は車検がとおらないので元に戻しておきましょう。
ヘッドレスト | 座席の頭部分。外してる人ははめておきましょう |
発炎筒の有効期限 | 発炎筒の有無と有効期限をチェック |
フロントガラス | ひび割れ・不要なステッカー |
レンズ類の破損 | ヘッドライトやテールランプのレンズ等チェック |
「発炎筒」についてなんですが、発炎筒の使用期限は4年とJIS(日本工業規格)で定められています。
つまり発炎筒の有効期限が切れていると車検にとおりません。
しかし、私は習志野陸運支局と千葉陸運局しか行ったことないんですけど、いままで10回以上ユーザー車検をしていて一度も発炎筒チェックを経験したことないんですよね。
だからそのまま期限切れの発炎筒を積んでいて、チェックされたらしょうがないから近くのスタンドやホームセンター等に買いに行けばいいやと思ってました。
でも今回、ちょっと調べててすごいアイテム見付けました。
「LED発炎筒」車検対応です。
LED発炎筒なら買い替え不要で有効期限切れを心配せずに単4電池2本さえあれば使える。
車検時に単四電池を見直せばいいだけ。
そしてなにしろこの価格は安い。
車検業者さんにとっては車検時に毎回発炎筒を交換して利益を出せなくなる迷惑な品ですけど、ユーザーには嬉しい逸品です。
以上で車検前の超かんたん「ママ点検」はおしまいです。
15分くらいで済む超かんたんな点検でした。
持ち物の準備
ユーザー車検の当日に持っていく物です。
車に乗せておく義務があるので、ダッシュボードとかに全部入ってるはずです。
ユーザー車検をするときにいるもの、必要な書類はこの3つ。
パッと見だと意味わからないだろうから、ひとつづつ詳しく適当に説明します。
1. 自動車検査証(車検証のこと)
自動車検査証、たんなる車検証のことです。
車検証は車に必ず積んでおかなきゃならない物なので、ダッシュボードとかに入っているはずです。
2. 自動車損害賠償責任保険証明書(自賠責の紙)
自動車損害賠償責任保険証明書って、長ったらしい名前で見るだけで拒否反応よね。
簡単にいうと自賠責保険、よく「自賠責の紙」とか言われてます。
自賠責保険は加入が義務付けられていて、未加入だと車検を受けられません。
必ず車に積んでおくものなので、車検証と一緒になって保管されているはずです。
3. 定期点検整備記録簿
定期点検整備記録簿。
もしかしたら車検証のあるファイルの中に「メンテナンス用紙」みたいなのがあるかもしれません。
もしかしたらというのは、絶対に車検で必要な書類じゃないので無いかもしれないからです。
あれば「あ、ちゃんとしてるな」という感じだし、無くても「後日に点検整備してくださいね」程度です。
ただ用意が簡単な書類なので私はあった方がいいかなと思います。
ちょっと探してみて無ければ定期点検記録簿をダウンロードしてプリントアウトします。
プリントアウトしたら上の例をみながら自分でチェックしましょう。
点検項目で迷ったら空白でもいいし、チェックでもいいし、斜線でもいいし…、つまりなんでもよろしい。
とりあえずこの紙があればよろしい・・・
検査員も忙しいのだ
定期点検整備記録簿の記入は整備士じゃなくて所有者でも記入が認められてます。
ユーザー車検で事前に用意する書類は以上の3点だけです。
車検当日には4枚ほど増えるので、まとめてクリアファイルなどに入れておくと持ち運びが楽になるのでおすすめです。
昔(平成26年度まで)はこの3点の他に、「納税証明書」が必要でしたが現在は不要です
あとは当日にお金を持って行くだけ。
クレジットカードは使用不可なので現金ですよ。
主な車種 | 車検にかかる費用 | |
---|---|---|
小型乗用車 5ナンバークラス (0.5t 超~ 1.0t まで) | クロスビー・フィット・ヴィッツ・パッソ・ソリオ・デミオ・スイフト・キューブ・マーチ、等 | 約4万円 |
中型乗用車 5ナンバークラス (1.0t 超~ 1.5t まで) | ノート・アクア・プリウス・ライズ・ロッキー・ルーミー・タンク・トール・ジャスティ・イプサム・シャトル・フリード・スペイド・C-HR・ヴェゼル・CX-3・ポルテ・ヴォクシー・シエンタ・セレナ・ノア・ステップワゴン・オデッセイ、等 | 約5万円 |
大型乗用車 3ナンバークラス (1.5t 超~ 2.0t まで) | ハイエース・アルファード・ヴェルファイア・エスクァイア・クラウンマジェスタ・アスリート・フーガ・レクサス、等 | 約6万円 |
車検のかかる費用はその車の排気量や自賠責保険によってかわってきますが、ユーザー車検は法定費用(絶対に必要な費用)のみで済みます。
法定費用のみで済むのに上の表で「約〇万円」と表したのは、その年によって法定費用がちょっと変わったりするんですよ。
毎回変更するの面倒だから「約」をつけたけど、だいたいこんなもん
どちらにしてもこれよりいくらか多めに持って行った方が安心ですね。
車を点検して書類を揃えてお金を用意したら、もう終わったも同然だわ。
あとは予約した当日に「習志野陸運支局」へ行くだけ。
それでは車検の当日へジャンプしましょう。
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