Windows 10サポートが終了？「今すぐ登録」で1年間延長する正式な方法

【最終更新日：2025年10月16日】

Windows 10のサポート終了が発表され、「そろそろ買い替えかな」と感じた方も多いと思います。
しかし実は、もう1年間、公式にセキュリティ保護を延長できる方法が用意されています。

この方法で2026年10月まで延長できます。

しかも、難しい操作や裏技ではありません。
パソコンの「設定」画面から、たった数クリックで完了します。

この記事では、実際に筆者が登録を行った際のスクリーンショットとともに、
手順をわかりやすく解説します。

Windows 10のサポートは2025年10月14日で終了

Microsoftは、Windows 10の公式サポートを2025年10月14日（火）に終了すると発表しました。
これ以降は、セキュリティ更新が自動では配信されなくなり、
ウイルス感染や脆弱性のリスクが高まる可能性があります。

実は“まだ1年間”の保護を受ける方法があります

サポート終了といっても、すぐに使えなくなるわけではありません。
Microsoftは「拡張セキュリティ更新（ESU）」という制度を通じて、
一部のWindows 10ユーザーに対して追加のセキュリティ更新を提供しています。

筆者の環境でも、この延長登録の案内が「Windows Update」画面に表示され、
正式なルートで登録が完了しました。

その手順を以下で紹介します。

登録はとても簡単。設定から数クリックで完了

手順① スタートマークを右クリックして「設定」を開く

まず画面の左下「ウィンドウズマーク」を右クリックして「設定を選択」。

「更新とセキュリティ」を選択

設定画面が開いたら「更新とセキュリティ」を探して選択。

「今すぐ登録」をクリック

Windows Update 画面を出したら、「今すぐ登録」を探してクリック。

画面に沿って「次へ」→「登録」→「完了」

ここからは普通に進めるだけ。「次へ」→「登録」→「完了」ボタンを押すだけです。

「最新の状態です」と表示されたら完了

先ほどの Windows Update 画面で、「最新の状態です」となっているのを確認したら終了。

これで、Windows 10の保護がもう1年間延長されます。

登録後に確認しておきたいこと

登録が終わったら、次の2点を改めて確認しておくと安心です。

• 「設定 → 更新とセキュリティ → Windows Update」で「最新の状態です」と表示されているか
• 更新履歴に「拡張セキュリティ更新プログラム」などの項目が追加されているか

この状態であれば、延長登録は問題なく完了しています。

補足：Windows 11アップデートの情報

Windows 10を使っている場合、条件を満たせば無料でWindows 11へアップグレードすることも可能です。

もちろん、アップデートできる環境であれば多くの人がそうしたいはずです。ですが、PCのスペック上、Windows 11へのアップデートが難しい場合もあります。

そんなときでも、この記事で紹介した方法を使えば、延長登録によって1年間の保護を受けることができます。その間にパソコンの対応状況を確認し、余裕をもってWindows 11への移行準備を進めると安心です。

まとめ：焦らず、まずは「今すぐ登録」で延長を確認しよう

Windows 10をすぐに買い替えるのが難しい方でも、
この登録を行えば、あと1年間は安全に使い続けられます。

「設定 → 更新とセキュリティ → 今すぐ登録」
これだけで済む、正式で安心な手続きです。