子供スマホ制限 LINE VOOMを非表示・ブロックする方法

教育・育児

LINE VOOM を非表示にする最も簡単な方法

うざい」 「気持ち悪い」 「いらない

これ、LINE VOOM を検索すると付いて来るキーワードです。

マジでくだらない。
LINE VOOM の動画がくだらない、というより、こんなくだらないものを強制的に子供たちの目のつく場所へ提供し続けている LINE と、それをいつまでも放置している日本に呆れる。

なら LINE を使わなければいいという話だが、昨今の日本で LINE を使わないという選択は、自分が困るよりもむしろ、周りの人たちが困ってしまうわけだ。

えいりあん
えいりあん

「あの人と連絡とれない」ってなるからね

ということはつまり、自分が VOOM を見なきゃいいだけの話なのだが、子供の場合はそういうわけにいかない

脳が未発達な子供たちは、このくだらない動画に引き込まれて依存していく。注意しても守れない。それが子供の性質と LINE の巧妙な策略。

子供に見せたくないけど制限できない LINE VOOM 。困ったものだ。

はいこれ。解決します。しかもカンタンに消すことができます。超カンタンに。超超超カンタンに。

アンドロイドを対象とした記事ですが、アイフォンでも応用できます

子供に VOOM を見せない方法

LINE の設定では VOOM の停止や非表示はできない仕様になってます。

でも実はある単純な方法を使えば超カンタンに VOOM を全部ブロックすることが可能です

子供にLINEのVOOMを見せない方法は、ズバリ子供のスマホの通信速度を低速モードにするだけです。

低速モードだと動画が再生されません
その理由はネット速度が遅いから

めっちゃくちゃ簡単なことです。

こすも
こすも

LINE VOOM を削除したい非表示にしたいで 今まで子供のスマホでいろんなことを試したけど 結局はできなかった… でも実は超簡単だったのオチでした

LINE VOOM を非表示にする設定方法

手っ取り早く言います。皆さん、子供のスマホにはイオンモバイルのSIMカードを使ってください。ついでに家族全員イオンモバイルにすると、もっと幸せになります。

えいりあん
えいりあん

ちゃんと説明したほうがいいと思う

こすも
こすも

はい

スマホのモバイル通信速度を低速通信にするだけで動画再生を不可能にするのですが、ここで必要なのは、子供のスマホに低速モードに対応したSIMカードを使うことです。

もし、低速モードに切り替えができないSIMカードを子供のスマホに使っている場合は、この方法が使えません。

低速モードに切り替えができるSIMカード(格安SIM)は以下のとおり。

1人契約の最安値(電話番号付き)
イオンモバイル803円(税込)
エキサイトモバイル495円(税込)
UQモバイル990円(税込)
IIJmio850円(税込)
mineo1,298円(税込)
LIBMO980円(税込)

オススメはイオンモバイル

私がオススメするのはイオンモバイルです。
わが家もかれこれ10年くらい使ってます。

ときどき「見直し」をしていますが、結局のところイオンモバイルが一番安いんですよ。

子供一人だけの契約ならエキサイトモバイルが一番安いんですけど、家族全員で使うと一番安いのがイオンモバイル。

イオンモバイルだと、SIMカード(音声通話SIM)の追加が1枚220円(税込)で済むので、子供のスマホ代がひと月220円なんです。

つまり、

エキサイトモバイルの場合親のスマホ代 + 子供のスマホ代495円
イオンモバイルの場合親のスマホ代 + 子供のスマホ代220円

親子でイオンモバイルのシェアプランを使うと、一番安く済むってことなんです。

イオンモバイルの低速と高速の切り替えは、親のスマホかパソコンで遠隔操作可能だからとても便利です。
子供のSIMカードだけ低速モードに設定しておく。

うちの子供のスマホは、もう1年以上ずっと低速モード。

そうすることで子供はスマホをどれだけ使っても220円

もちろん子供は何も文句言いません。てか何も知りません。
知れば先入観から文句言いだすので。

おすすめのSIMカードはイオンモバイルです

ずっと低速モード 結局これが一番の解決策

LINE VOOM を制限するため、今までいろいろやりました。

MacroDroid(マクロドロイド)というアプリを使ってマクロを組んだり、スマホの時間制限をしたり。

でも、しっかり非表示にすることもできず、ほとんど効果を感じられなかった。結局は使えなかった。

LINE に時間制限を設けると、友だちとの電話も出来なくなるし、マクロ組んでもエラーが出ると VOOM が普通に再生されちゃったりもする。

親

VOOM は再生しないでほしい

と子供にお願いしたところで、子供なんてものは最終的に約束を破るしウソつくし。

で、あるとき気が付いたんですが、子供が LINE VOOM を見てるときは必ず家なんです。

考えてみたら当然でした。ウチの子供のスマホ、通信速度が以前からずっと低速モードなんですよ。

子供のスマホ利用目的が、親との連絡手段居場所通知だけだったので、低速モードでも何不自由なく使えたためです。

イオンモバイルは、低速モードだといくら使っても通信量の消費が0GB。(低速モードは3日間366MBを超過で超低速モードになるけど、それも逆に都合がいい。後述します)

つまり、LINE VOOM は通信速度が遅いと再生できないから、動画を観るときは必ず家の WiFi 環境下で見ていた。すなわち、WiFi を切れば動画再生できなくなる、ってわけなんです。

低速モードが原因で起こる2つの問題

ただ、スマホがずっと低速モードだと困ることが2つあります。

スマホがずっと低速モードだと困ること
  1. スマホのアップデート等ができない
  2. スマホのGPS精度が低下する

まず1つめは、年間通して常に「低速モード」だと、スマホやアプリのアップデートが終わらない(時間がかかる)こと。

そして2つめは、スマホの WiFi をオフにしていると、子供の外出時に居場所通知の精度( GPS 精度)が下がること。

これらの対策は次の方法で解決させます。

1. 夜中だけ高速モードでアプデ対策

スマホやアプリのアップデート対策は、子供が確実に使わない時間帯だけスマホを高速モードにします。

子供が寝たら、親が自分のスマホを使って子供のスマホの通信速度を「高速モード」に切り替える。そして朝起きたら低速モードに戻す。たったこれだけ。

イオンモバイルなら親のスマホから遠隔操作で子供のスマホの通信速度を切り替えられます。

別に夜中じゃなくても、子供がスマホを使えない時間帯(学校にいるときなど)でもいいです。

毎日だと面倒なので、週イチか月イチか、気が付いた時にやればそれでOK。

WiFi環境が家にあるなら自動化

もし家に WiFi があるなら、夜中に自動で WiFi をオンにすることも可能、というより、こっちのが簡単で確実なので、家にWiFiがあるならこの方法がオススメ。例えば夜中の2時~4時とかで WiFi を自動オンにするんです。

こうすることで、 WiFi が繋がったときにスマホのアップデートや同期などが完了します。

やり方は以下の通り。

まずマクロドロイドというアプリを子供のスマホにインストール。

子供のスマホ管理で度々紹介していますが、このマクロドロイドというアプリは、自動でいろんなことをしてくれるアプリ。子供のスマホに入れておくべきアプリです。というか、このアプリ無しではアンドロイドを安心して子供に持たせられません。

ごちゃごちゃ難しそうだけど、やってみると実は簡単です。

「ジオフェンス」を押して、自分の家を保存します。ゾーン名は「自宅」や「家」と記入、範囲は100mくらいで調節する。あまり近いと家にいるのに外へ出たことになったりもしちゃうので。

次は以下の通りに進めます。

①「マクロ」を押して、②「+」を押す。すると設定画面に移り変わる。

この画面で
「○○したら」 「△△する」
という自動化するマクロを作る。

作り方は以下の通り。

タイトルの名前は自分の好きなように「アプデ対策」でも「深夜 WiFi 自動 ON 」でも何でも OK。

【トリガー】「深夜1時30分になったら」を設定する。
まずは「+」ボタンを押してから、

① 「日時やアラーム」を選択
② 指定曜日(複数可)の時刻
③ 全ての曜日にチェック
④ 01時30分00秒にセット

【アクション】WiFiオンにして120分後WiFiオフにする」を設定する。

「WiFiをオンにする」を設定します① 「接続」を選択
② WiFi設定
③ WiFiをONにする
「そのまま120分待機」を設定します① 「マクロ」を選択
② 次のアクション実行前に待機
③ 120分
「WiFiをオフにする」を設定します① 「接続」を選択
② WiFi設定
③ WiFiをOFFにする

【条件】「家にいるとき」を条件にする。
外泊してるときはこのマクロを無効に(実行しないように)するためです。

① 「位置情報」を選択
② ジオフェンス
③ 家(事前に設定した場所)

これで完了。スマホのアプデは、子供が家で寝てるときに夜中に自動で WiFi が ON になってやってくれるでしょう。

2. 外出時に WiFi 自動オンでGPS精度低下対策

次は、GPS 精度の低下の対策です。

スマホの WiFi をオフにしておくと外での GPS 精度が悪くなるんですよ。というのも、スマホの GPS は周辺の WiFi 電波も利用して位置情報の精度を上げているから。

つまり、子供のスマホを常に WiFi オフの設定にしてしまうと、子供が外出したときに、子供の居場所が不安定(精度が下がる)になってしまうんです。

こすも
こすも

例えば川沿いの道を歩いてると、画面上では対岸に子供がいるように見えたり

これを防ぐために、「家では WiFi オフ・外では WiFi オン」にします

ここでもマクロドロイドを使います。やり方はさっきと同じ要領です。

ではまず、「外へ出たら WiFi を ON にする(家にいるときは無効)」を設定します。

【トリガー】「家の外へ出たら」を設定する。

① 「位置情報」を選択
② 「ジオフェンス・トリガー」を選択
③ ゾーンを家にして(指定エリアから出た時)を選択。更新間隔は5分(※)程度でOK。(※もしバッテリー消費が激しいようなら10~30分に変更する)

【アクション】「WiFiをONにする」を設定する。

① 「接続」を選択
② WiFi設定
③ WiFiをONにする

【条件】「家にいるときは無効」を設定する。

① 「位置情報」を選択
② ジオフェンス
③ ゾーンは家。(エリア外にいる)を選択する。更新間隔は5分(※)程度でOK。(※もしバッテリー消費が激しいようなら10~30分に変更する)

これで、外へ出たら自動でスマホのWiFiがオンになります。

次は、「家に帰ってきたときに WiFi をオフにする」です。

ここまでくれば、やり方はもうわかると思うので割愛。上の写真を見て反対のことをしてください

以上です。

外でスマホのWiFiがオン設定になっていても、スマホが高速モードになるわけじゃないので、 LINE VOOM を子供は見れません。

それに家に居る時は居場所の GPS 精度なんて低くてもいいので、これで問題なしです。

最後の仕上げ

最後に簡単なことを2つだけ行います。

子供が家で自分のスマホの WiFi を勝手にオンにしないようにすること。これをやらないと台無しになってしまうからね。

ステータスバーのWiFiを削除する

スマホのステータスバー(上部の電波マーク)の WiFi マークをタイル編集で隠します。

ちょっと知識ある子供なら勝手に設定をいじれる部分だけど、ウチの場合は「使えなくなったら困るから勝手に設定をいじらないで」と言ってます。

もしいじったらスマホをこっそり完全ロックします。

このとき「親が制限をかけた」のではなく「自分がルールを破った」ことでおこった展開を前面に出すこと。こうしないと子供は責任を親に押し付けてくるので、次にいかすのが難しくなります。

「制限かかった?それは困ったね」というような寄り添う形で接するといいでしょう。

スマホ設定をいじれないようにアプリロックを入れる

次は、マクロドロイドなどをいじらせないように、使わせたくないアプリにロックをかけます。

この手のアプリはいろいろあるので、自分の使いやすそうなものを選べば良いと思います。

このロックアプリ自体が不具合をおこすと元も子もないので、私もいろいろなアプリを試しました。

私のオススメは「App Lock」です。このアプリが不具合もなくて一番よかった。

えいりあん
えいりあん

パスワードを間違えると 顔を撮影したり 警告音を鳴らしたりできるよ

このアプリを使って、子供に使わせたくない機能を全部ロックします。

例えば「設定」や「Chrome」や「Playストア」や「YouTube」など、子供に不要・有害だと思うものは全てロックします。

こすも
こすも

ロック解除するためのパスワードは子供に知られないようにね

LINE VOOM 本当に使えないか実験

これで全ての設定は終了です。試しにLINE VOOM を開いて見ましょう。

ずっと待ってるとたまに動画再生されたりもしますが、途中でストップしたり、次が再生されなかったりです。こんなストレスたまりまくりの LINE VOOM をずっと見ることなんてほぼ不可能だと思われます。

ただ子供は侮れない。これでも見るかもしれません。でも大丈夫。

イオンモバイルは低速モードの通信量が3日間で366MBを超過した場合、通信速度が低速モードになるんです(超低速は3日間で366MB以内になれば翌日に解除)。こうなると動画は絶対に再生不可能。だから安心して「どうぞ見るなら見てごらん」なんです。通信速度が超低速でも LINE や GPS 居場所通知は普通に使えるので問題なし。

もちろん子供に詳細は何も言う必要なし。言うとトラブルに発展するだけなので。ただカモフラージュのために「 LINE が重い / エラー頻繁する」と、子供の前でたまに独り言のように言うといいかもです。

着せ替えやスタンプのダウンロードが難しくなる

弊害として LINE の「着せかえ」や「スタンプのダウンロード」も低速通信だと難しくなります。

これは LINE のせいにしてます。「LINEは重いよね」「使いにくいよね」「便利だけど不便よね」と、こんな感じ。

LINE のせいにするのもなんだか申し訳ない気もするけど、ただこんなことになったのも、LINE VOOM を子供たち含めユーザーに押し付けてる運営側のせいですから。

こすも
こすも

ただ子供がスマホを使っていないときに、スタンプや着せ替えはこっそりインストールしてあげるといいと思う

小学生・中学生のスマホは低速モードで問題なし

高校生ともなると、ある程度は自分で管理が出来るようになっているかもしれませんが、小学生や中学生のうちは、スマホの使用制限は大人が管理する方がいいと思っています。

というのも、スマホのアプリには推奨年齢があります。

例えばLINE の場合は利用推奨年齢レート12歳以上なんですが、こんなものは11歳だって大した違いがないんですよ。

11歳から12歳になった瞬間に、何かが突然変異して成長をするわけでもない。なのに制限が12歳から OK というのも変でしょう?

でも必ずどこかで線引きが必要なんです。

「このくらいは大丈夫」といって、最初のルール(約束)を破ると、線引きが無くなってエスカレートする。依存症はこうして陥るんです。酒も薬物もギャンブルもゲームもなんでも。

よく「勇気を持って最初の一歩を踏み出せ」なんて言いますよね。
でも、勇気を持って最初の扉を開かないことだって大事なんです。

だから子供の管理は最終的に大人がする。
許されること・許されないことの区別をしっかりする。
それは子供が混乱しないで健全に育つように。
その責任は大人にあると思ってます。

まとめ

子供の LINE VOOM を制限するには、スマホの通信速度を低速モードにすること。消すことはできなくてもこれで再生されなくなります。

弊害である「 GPS 精度の低下」と、スマホの「アプデ対策」は、マクロドロイドを使って自動で WiFi のオンオフを切り替える設定をする。

ただ少し面倒だと感じたり、知識が無くて心配だと言う人は、そのまま低速モードだけでもいいと思います。GPS の精度はほんの少し下がるけど「この辺にいる」くらいはわかるし、スマホのアプデは親がたまに高速モードにしたり、子供のスマホを寝る前に WiFi オン、朝になったらオフにすればいいだけです。

実に簡単なことでした。

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